こんにちは。30代独身会社員みずみず(@channmizuu)です。会社でも中堅どころになりつつあり、そろそろキャリアを含む今後の人生をクヨクヨ悩みがち。私はどうしたらいいの~?!
「『40歳の壁』をスルッと超える人生戦略」のポイントを簡単に要約しつつ、30代独身会社員の感想を書いていきます。
40歳前後で多くの人が感じる「モヤモヤ感」。「自分の人生は本当にこれで良いのだろうか? 」と考え、ひたすら悩む。どうしたら悩みを解決できるのかを説く本です。
>>「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 [ 尾石 晴 ]
本の概要・著者プロフィール
人生の折り返し地点である「40歳」ごろに感じるモヤモヤを絶ち、主体的に「自分らしく」人生の後半を生きるための本です。
人間の幸せの土台は「お金」「つながり」「健康」であり、本書ではこれらを満たしながらやりがいのある仕事を「自分業」と呼んでいます。
自分業はこれまでの過去の経験の中にその種があり、それをどのように自分業として育てていくかを教えてくれます。
私自身は、40歳までまだ余裕がありますが、共感できる内容は多かったです。「30代だからできません」という内容は一切ありません。
ぜひ、まだ20~30代の方も今のうちから「40歳の壁」を知り、準備をしておきましょう。
著者の尾石晴(ワーママはる)さんは、2児の母親で、音声メディア「Voicy」のキャリア部門で2年連続No.1を獲得している人気インフルエンサーです。
外資系企業に勤務しながら、自分業である発信・文筆・ヨガなどで会社員以外での収入経路を複数確保し、2020年4月に会社員を卒業されています。
勉強になったこと
- 自分が幸せな状態を言語化したのが「人生の目的」である
- 自分の考えを言語化し、アウトプットすることで自己理解が進む
- 今までお金と時間を使ってきたことの中に自分業の種がある
人生の後半戦には「みんなの正解」は必要ありません。大人の人生は、良い学校に行くべき、良い会社に入るべき・・・そんな価値観に左右される必要は一切ありません。自分が思うように「お金」「つながり」「健康」を手に入れていけばよいのです。
本書では、私の正解を知るためにSNSなどでのアウトプットによる自己理解を勧めています。
なぜならば、書くために思考を整理する必要があるからです。まず、私たちができるのはここからではないでしょうか。
また、どこに自分業の種があるのでしょうか?
ずばり「今までお金と時間を使ってきたこと」です。私の場合は、わかりやすく「バレエ」や「自己投資」です。これらの経験をアウトプットするためにこのブログを作ったようなものです。
いまでも「バレエ」についてはお金をかけているので、「経費」でレッスン代を払えるようになったらいいなという密かな野望を抱いています。
もっと詳しく感想を書きたいところですが、あまりここに書いてしまうと、これから本を読む方の楽しみを奪ってしまうので、ぜひご自身で感じてみてください。
共感できなかったこと
- 妻の独立後、「夫婦関係の壁」をどう乗り越えているのだろうか?
これからは女性も男性も、仕事や家事育児を担っていく時代です。「ワーママ」や「イクメン」という言葉がなくなることを願っています。
本書にも40歳の壁のひとつである「夫婦関係の壁」に言及されています。妻側が働き方を変えることになった経緯は説明されていましたが、独立後の家事育児を分担はどうしているのかもわかるとありがたいと思いました。
最終的には、夫側の「仕事を辞めない選択」を尊重されたようですが、女性としてはこういうエピソードはモヤモヤしますよね(旦那さんご本人を批判するつもりはありません)
どんな人に薦めたいか
ワーママ(ワーパパ)に限らず、「このまま会社員としてがむしゃらに働くのがよいのだろうか」と悩む方にお勧めしたいです。
かつての私もそうでしたが、「やりたいことで稼いでみたい」と思っても中々踏み出せない方が小さく始められる方法もたくさん書いてあります。どの年代でも一歩踏み出したい方は是非一読してみてください。
まずは、世界に向けてアウトプットしてみようというのは誰でもできますよね。私も普通の会社員ではありますが、こっそりこのブログやSNSなどを始めたところです。
まさに、どの「劇場」でどの「演目」を演じたらうまくいくのかなどを試行錯誤を重ね、修正しながら進めているところです。
まとめ
本書では「自分の人生は本当にこれで良いのだろうか? 」と悩む人々が、自分らしく生きるために何ができるかを考えるためのヒントを与えてくれる本です。
私自身はまだ40歳前後に到達するまでにまだ余裕がありますが、同じようなモヤモヤは常にあります。このブログを書き始めてからこの本を手に取ったのですが、まさに「アウトプット」してみることで自己理解を深めている過程を経験しています。
このブログも「自分業」の柱にできたらうれしいですね。