みずみずハリーポッター世代のみずみず（@channmizuu）です。原作や映画公開を経験してきた世代であるため、「いつかは原作を英語でよみたい」という夢を抱いていました。
いつかは英語でハリポタこそハリー・ポッターの世界を味わってみたい─。
そんな夢を大人になってから叶えたので、実際どうだったのか？これから読んでみたい方のために率直な感想やどれから読むべきかをまとめてみました。
- ハリー・ポッターの英語の難易度
- 英語に原書を読むときは電子書籍「Kindle」が良い理由
- 最初に読むのにおすすめな作品
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ハリーポッターの英語の難易度は？
大人になってから、英語でハリー・ポッターを全巻読破することができました。大学受験の英語が得意だった方にとってはそこまで難しくないと感じました。
前提として、私のレベルを書いておきます。
私が考える英語の難易度は？
前述のとおり、大学受験の英語が得意だった方ならば、気構えるほど難しい文章ではなかったと思います。
「共通テストの英語は余裕だぜ！」という方なら挑戦できると思います。
英語初心者でも映画を見たことがある方ならばどうにかなるかもしれませんが、辛い道のりになるのではないかと思います。
客観的な指標と私の感じた難易度
「Lexile指数」は、文章や書籍の難易度を測るために用いられる指標。語彙の難易度、文章の長さや複雑さをもとに算出されます。
読解力を示すための客観的指数として用いられ、0～2,000の範囲で測定されます。
本シリーズの平均は、約900L。英語ネイティブスピーカーにあてはめると中学生程度のレベルだそうです。
といっても、こういった指数はあくまで参考程度。私が読んでみて感じた難易度も紹介したいと思います。
みずみず私は以前に受験したTOEICリーディングで450点程度でしたので、だいたい1,000L～1,100Lくらいのようです
| 巻数 | タイトル | 単語数 | Lexile指数1 | 私の感じた難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Harry Potter and the Philosopher’s Stone | 77,089 | 880L | ★☆☆☆☆ |
| 2 | Harry Potter and the Chamber of Secrets | 85,141 | 940L | ★★☆☆☆ |
| 3 | Harry Potter and the Prisoner of Azkaban | 107,253 | 880L | ★★☆☆☆ |
| 4 | Harry Potter and the Goblet of Fire | 190,637 | 880L | ★★★★☆ |
| 5 | Harry Potter and the Order of the Phoenix | 257,045 | 950L | ★★★★★ |
| 6 | Harry Potter and the Half-Blood Prince | 168,923 | 920L | ★★★★☆ |
| 7 | Harry Potter and the Deathly Hallows | 197,651 | 880L | ★★★☆☆ |
意外と知らない動詞に苦戦
ハリー・ポッターシリーズが難しい理由としてよく挙げられるのは、作者が造語で作った「魔法用語」。たしかに魔法用語も難しかったです。しかし、個人的に苦戦したのは動作の動詞。
登場人物がどういった様子で言葉を発したのかが様々な動詞で表現されていますが、意外とこれが難しい。脳内で表情を描くことが最初はできませんでした。
例えば、以下はすべて「笑う」を表現する動詞です。
| chuckle | くすくす笑い、(満足げな)含み笑い |
| giggle | くすくす笑う |
| snicker | 冷笑する |
| chortle | うれしそうに声高に笑う |
みずみず日本人にはニュアンスがわかりにくい動詞なので、画像検索でイラストを見てみて感覚をつかみました！
全巻読破してみた体験談
全巻読破するまでに通勤の往復2時間を使って約1年かかりました。
1〜3巻までは難なく読了。没入してしまえばすぐです。1巻は平日5日間の通勤時間で読めてしまいました。
山場は、ずばり5巻。あまりにも長くてホグワーツに辿り着く前に一度は挫折。5巻は1〜3巻の累計単語数と同等ですから…。1年近くかかったのはこのためです。
5巻という「鬼門」を乗り越えたらその先はあっという間でした。特に7巻は意外とすぐに読み切れました。最後の最後のシーンで、ハリーたちが子供を見送る場面で感慨に浸りました。
原書を読むなら試し読みもできる電子書籍「Kindle」がおすすめ
英語版のハリー・ポッターを読むなら、Amazonの電子書籍のKindleがおすすめです。実際に、私もKindleで読みました。以下にKindleをおすすめする理由を紹介します。
電子書籍のサブスク「Kindle unlimited」なら月額980円で読み放題
AmazonのKindle Unlimited
は、月額980円でマンガや雑誌、ビジネス書まで、好きな端末で200万冊以上を読める読み放題サービス。
今ならハリー・ポッターシリーズの本がKindle Unlimitedで読み放題です。もちろん英語も日本語もどちらも対象です。
みずみず私もKindle端末とKindle Unlimitedサービスを利用したからこそ読破できました！
初回登録の方は1か月無料で体験できるので、今なら無料で試し読みができます。「自分に合わない」と思ったらいつでも解約できます。
日本語、英語のハリポタ本編だけでなく関連作品も読めますが、読み放題対象は日々更新されるため、いまのうちに挑戦してみてください。
難しい単語に自動で説明をつける「Word Wise」機能が便利
「Word Wise」機能は、英語の読書をサポートするための機能で、難しい単語やフレーズに簡単な説明を自動的に追加します。
洋書を読むときはいちいち辞書を引くのは手間ですが、この機能を使えば難しそうな単語にはあらかじめ解説がつくので読書の効率が上がります。
「簡単」「普通」「難しい」など、表示される単語の難易度を設定で調整することも可能です。
持ち運びが楽
Kindle本体は薄型かつ軽量で、持ち運びに向いているデバイスです。サイズはA5サイズ程度で、重さは約200g。バッグやポケットに入れてもほとんど負担になりません。
個人的にありがたいのは、手に持っても疲れにくいところ。長時間の読書もしやすいと思います。
紙の本（ペーパーバック）のデザインも素敵で集めたくなる気持ちも理解できるのですが、物語が長いため分厚くて持ち歩きにくいのです・・・。満員になりがちな通勤電車での読書には向きませんでした。
どれから挑戦するとよい？1巻「ハリーポッターと賢者の石」がおすすめ
1巻の「ハリーポッターと賢者の石」からぜひ挑戦してみてください。シリーズの中では、単語数も少なく、初出の魔法用語の説明も入るので読みやすいです。
意外と面白いのは第1章。私たちマグルの世界から物語は始まります。作者の造語である、魔法用語も少ないので、ウォーミングアップに最適です。
英語で読む自信のない方へ
映画を見ておく
映画は要点を絞ったストーリーなので、物語の流れや登場人物を把握することができます。映画で大まかな話の流れを知っておくと、本を読む際に話の展開が理解しやすいかもしれません。
今ならハリー・ポッターシリーズの映画がAmazon Prime会員の特典で見放題です。初回登録の方は1か月無料で体験できるので、今なら無料で映画を見ることができます。
もちろん「自分に合わない」と思ったらいつでも解約できます。
地の文は飛ばしてセリフだけ読む
極論ですが、「だれが何を発言したか？」だけでも把握できれば、物語の大筋は理解できることがあります。
もちろん地の文まで読まないと文脈や状況がわからないところもありますが、まず挑戦してみたい方はセリフだけでも読んでみてください。
台本形式の「呪いの子」や「ファンタスティックビースト」は練習におすすめ
自信のない方は「地の文は飛ばしてセリフだけ読む」こともありだと前章でお伝えしましたが、続編の「呪いの子」や「ファンタスティックビースト」は舞台や映画の台本形式になっているため、セリフ中心の本です。
ハリー・ポッターの物語の内容や結末をご存じであれば、続編から挑戦してみるのもおすすめです！
まとめ
ハリー・ポッターシリーズの英語の原作は、高校の英語が得意だった方ならば挑戦できる難易度でした。「共通テストの英語は余裕だぜ！」という方ならば、ぜひ読んでみてください。
英語で読むなら、Amazonの電子書籍のKindleがおすすめです。実際に、私もKindleで読みました。今ならハリー・ポッターシリーズの本がKindle Unlimitedで読み放題です。今のうちに挑戦してみてください。
- MetaMetrics Inc.が提供する検索サイトにて調査した結果を記載（Find a Book – LEXILE HUB） ↩︎
